VS Code(Visual Studio Code)は、Microsoftが開発した無料のソースコードエディタで、多くの開発者に愛用されています。様々な拡張機能とカスタマイズ可能な設定により、自分好みの開発環境を作り上げることができます。ここでは、VS Codeをより便利に使うための設定をいくつか紹介します。
1. テーマとアイコンの設定
テーマ
カラーテーマは作業の効率や目の疲れに大きく影響します。おすすめのテーマは以下の通りです。
- One Dark Pro:落ち着いたダークテーマ
- Material Theme:カラフルで視認性の高いテーマ
- Dracula Official:目に優しい配色のダークテーマ
json
{
"workbench.colorTheme": "One Dark Pro"
}
アイコンテーマ
ファイルアイコンも変更することで、視認性が向上します。
- Material Icon Theme:豊富なアイコンセット
- VSCode Icons:多くのファイルタイプに対応
json
{
"workbench.iconTheme": "material-icon-theme"
}
2. エディタ設定
自動保存
ファイルを自動保存する設定です。作業中に保存を忘れることがありません。
json
{
"files.autoSave": "afterDelay",
"files.autoSaveDelay": 1000
}
フォーマット
コードフォーマッタを自動で実行する設定です。PrettierやESLintなどが一般的です。
json
{
"editor.formatOnSave": true,
"editor.formatOnPaste": true
}
3. インテリセンスと補完
設定例
コード補完を強化するための設定です。
json
{
"editor.quickSuggestions": {
"other": true,
"comments": true,
"strings": true
},
"editor.suggestSelection": "first",
"editor.acceptSuggestionOnEnter": "on"
}
4. キーバインド
よく使うショートカットのカスタマイズ
自分の使いやすいショートカットキーに変更することができます。
json
[
{
"key": "ctrl+b",
"command": "workbench.action.toggleSidebarVisibility"
},
{
"key": "ctrl+e",
"command": "workbench.action.quickOpen"
}
]
5. 拡張機能
おすすめの拡張機能
以下の拡張機能は特におすすめです。
- Prettier – Code formatter:コードを自動で整形
- ESLint:JavaScript/TypeScriptのコード品質を向上
- Live Server:リアルタイムで変更をブラウザに反映
- GitLens:Gitリポジトリの可視化とナビゲーションを強化
まとめ
以上の設定を取り入れることで、VS Codeの使い勝手が大幅に向上します。自分に合った設定を見つけて、快適なコーディングライフを楽しんでください。