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現在の時刻をサイトで表示する方法

現在の時刻をリアルタイムで表示する方法について、HTML、CSS、そしてJavaScriptを使って解説します。このプロジェクトでは、シンプルなデジタル時計を作成し、現在の時刻を表示する方法を学びます。

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1. プロジェクトの基本構成

まず、HTML、CSS、JavaScriptファイルを準備します。

HTML: index.html

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>Current Time Display</title>
<link rel="stylesheet" href="styles.css">
</head>
<body>
<div class="clock">
<span id="time"></span>
</div>
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>

CSS: styles.css

body {
margin: 0;
height: 100vh;
display: flex;
justify-content: center;
align-items: center;
background-color: #282c34;
font-family: Arial, sans-serif;
}

.clock {
color: #61dafb;
font-size: 5rem;
font-weight: bold;
}

JavaScript: script.js

function updateTime() {
const timeElement = document.getElementById('time');
const now = new Date();

const hours = String(now.getHours()).padStart(2, '0');
const minutes = String(now.getMinutes()).padStart(2, '0');
const seconds = String(now.getSeconds()).padStart(2, '0');

timeElement.textContent = `${hours}:${minutes}:${seconds}`;
}

// ページがロードされたら、すぐに時間を更新
updateTime();

// 毎秒、時間を更新
setInterval(updateTime, 1000);

2. 各コードの解説

1. HTML (index.html)

  • <div class="clock">: このdiv要素が時計の表示領域になります。
  • <span id="time">: このspanタグにJavaScriptで時間を挿入します。id属性を設定することで、JavaScriptでこの要素を簡単に操作できるようにしています。
  • <script src="script.js">: JavaScriptファイルを読み込むためのスクリプトタグです。ページの最後に配置することで、HTMLが完全に読み込まれた後にJavaScriptが実行されるようにしています。

2. CSS (styles.css)

  • body: body要素全体にスタイルを適用しています。display: flex;を使って中央揃えにし、時計が画面中央に配置されるようにしています。
  • .clock: 時計の文字色、フォントサイズ、太さを指定しています。#61dafbは、青色のカラートーンで、背景色の暗さと対比させています。

3. JavaScript (script.js)

  • updateTime関数: updateTime関数は、現在の時刻を取得し、画面に表示するための関数です。
    • new Date(): 現在の日付と時刻を取得します。
    • getHours()getMinutes()getSeconds(): それぞれ現在の「時」「分」「秒」を取得します。
    • padStart(2, '0'): padStartメソッドは、文字列が2文字になるように先頭に’0’を追加します。これにより、例えば「9時」が「09」と表示されます。
    • textContent: textContentプロパティを使って、span要素に現在の時間を表示します。
  • setInterval(updateTime, 1000): この関数は、updateTimeを1秒ごとに呼び出すためのタイマーを設定しています。これにより、時計がリアルタイムで更新されます。

3. 結果

このコードを実行すると、ブラウザにデジタル時計が表示され、1秒ごとに時間が更新されます。シンプルなデザインと、JavaScriptを使った動的な時間更新の仕組みを理解する良い例です。

4. 応用例

この基本的なデジタル時計に加えて、さらに発展させるために以下のアイデアがあります。

  • 日時の表示: 現在の日付も一緒に表示する。
  • スタイルの変更: フォントや色、背景画像を変更して、見た目をカスタマイズする。
  • アナログ時計: HTML5 Canvasを使ってアナログ時計を作成する。

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